NOVA猿橋元社長を逮捕 社員積立金3億円流用

 NOVA猿橋元社長が逮捕されたという。社員の積立金3億円を流用していた。個人資産が数億円あるのに社員の積立金を流用していたというのは、まったく論外だが、この行為自体、立派な背任行為にあたるだろう。

 われわれにフォレンジック調査依頼が来る中で、社員や役員の背任行為に関するフォレンジック調査というのは、もっとも多い事例のひとつである。日常業務の中で、デジタルデータのやりとりがほとんどとなった現在、現職の役員や社員の調査を行う場合、コンピュータ・フォレンジックの出番となる。取引業者とのやりとり、不正な情報漏洩などの証拠を見つけ出す必要がある。限られた時間の中で、「デジタル証拠」を見つけることを求められることが多いのもこの種の依頼に共通している。

情報漏えい時、疑わしいイベントがログに残っているケースは82%。

 情報漏えいの82%のケースで、事件発生前に怪しいログが残っていると、米Verizon Communications社はレポートしています。

 日常の継続的なログ調査を行うことが重要、ということですが、逆に考えるとほとんどのケースにおいて、フォレンジックにより足がついてしまうとも言えます。

 同社は情報漏えいに関する500件以上の案件を4年間実施したとのことで、このほかにも

・外部からの犯行が73%、内部が18%
・情報漏えいの事実に外部からの指摘を受ける前に気づいた企業は14%

などの興味深いデータの報告、インシデント・レスポンスのプランニングが必要であることも書かれています。

 より詳しい情報は以下を見てください。
http://newscenter.verizon.com/press-releases/verizon/2008/verizon-business-releases.html

また、インシデント・レスポンス、フォレンジック調査依頼はこちらまでどうぞ。