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第23回 白浜シンポジウム

第23回 サイバー犯罪に関する白浜シンポジウムが開催され、リーガルテックも出展しました。
今年のテーマは、「メガイベントのセキュリティ対策 〜デジタル時代のイベントに対して、我々は何をすべきか〜」です。
白浜シンポジウム会場
ラグビーワールドカップ2019や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会と、世界的なメガイベントが日本で開催される予定となっており、国を挙げて情報セキュリティ対策が進められています。
これまでのオリンピックでは、サイトを狙った「DDoS攻撃」やユーザーを狙った「フィッシング詐欺」が大きな問題となっていました。
今後のイベントでは、電力や交通、通信ネットワークといったインフラを狙ったサイバー攻撃が懸念されており、AIを利用したサイバー攻撃や新たな機能を付加したランサムウェアによる攻撃にも警戒が必要とされています。
また、人種差別や排外主義がますます広がることも予想され、観客が会場で閲覧するフェイクニュースが原因となる混乱やデモ・暴動の発生も気がかりです。
実際にサイバー攻撃が疑われるインシデントが発生した場合にどのように対処すればいいでしょうか?という内容で各分野の専門家の方々が講演をされていました。
今回、リーガルテックブースでは、これまで限られた専門家にしかできなかったフォレンジック調査を非専門家でも行えるように開発されたAOS Fast Forensicsを展示しました。
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ファストフォレンジックツールを使えば、現場で即時に必要な初期調査が行い、操作対象の絞り込みを効率良く行うことができます。

メガイベントのセキュリティ対策に現場主義のAOS Fast Forensics

会場では、無料体験版も配布しました。デジタルフォレンジック時代は現場中心の秒を競うような素早いフォレンジック調査が必要です。世界的なメガイベントが日本で開催される中、国を挙げて情報セキュリティ対策が進められています。

AOS Fast Forensics

AOS Fast Forensicsは、USBメモリを挿入しプログラムを実行するだけで調査対象のパソコンにインストールすることなく、データ収集が可能です。非専門家でも扱える簡単な操作でフォレンジックの初動調査を支援します。

AOS Fast Forensics の詳細は、こちらをご参照ください。

また、監視カメラやドライブレコーダの映像解析を行う画像解析フォレンジックツールなども展示しました。

AOSブース2
画像解析フォレンジックについては、こちらをご参照ください。

AOS画像解析フォレンジック Enhancement

最先端の解析技術で、監視カメラに写ったぼやけた顔、ブレた走行車両のナンバープレートなど、不鮮明な画像を鮮明化して証拠データとして抽出します。

AOS画像解析フォレンジック Enhancement の詳細は、こちらをご参照ください。

「国際カルテルにおける立入調査に潜むリスクと対応策」セミナーのご案内

2017年5月10日を皮切りに東京、大阪、名古屋において開催される、ベーカー&マッケンジー法律事務所様主催の「国際カルテルにおける立入調査に潜むリスクと対応策」セミナーについてお知らせいたします。

Date Time Location
2017年5月10日(水) 15:00~17:00 TKP 東京駅前カンファレンスセンター
2017年5月31日(水) 15:00~17:00 TKP 新大阪カンファレンスセンター
2017年6月1日(木) 15:00~17:00 オリエンタルホテル広島

「国際カルテルにおける立入調査に潜むリスクと対応策」セミナーのご案内

  1. 主催:ベーカー&マッケンジー法律事務所
  2. 協賛:AOSリーガルテック株式会社
  3. 受講料:無料
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ドイツのハノーバーにてCeBIT2017が開幕!

CeBIT2017は、経済産業省がメインスポンサーと渥美坂井ヤンセン外国法共同事業の共催で開催されます。メルケル首相、安倍総理も参加され、日本からはCeBITに118社が参加して、盛大に始まりました。

徳島警察の動画解析(瞳に映った人物の解析)で弊社AOSリーガルテックのフォレンジック技術が取材を受けました。

徳島警察の動画解析(瞳に映った人物の解析)で弊社AOSリーガルテックのフォレンジック技術が取材を受けました。

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2月10日(金) テレビ朝日のスーハーJチャンネルの特集「瞳に浮き上がる容疑者」にて、弊社の動画フォレンジック技術が紹介されました。番組の内容は、刑事事件の容疑者がスマートフォンで撮影していた写真の中に被害者の写真が見つかり、徳島県警が解析したところ、被害者の瞳に容疑者の影が映りこんでいることがわかり、容疑を裏付ける決めての証拠とされた事件を実際に検証してみるというものでした。

高度な技術による緻密な鑑識作業が事件解明につながったことですが、番組では、徳島県警で事件を担当した鑑識課の方が「こういう動かぬ証拠を見たのは初めて」「度肝を抜かれた」とコメントしていたのが印象的でした。実際に瞳に映った映像からどのくらいのレベルの解析ができるのか?をAOSのフォレンジックラボにて検証作業が行なわれました。

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防犯カメラや、ドライブレコーダーの増加により、データ解析の需要が伸びていると、実験を通して、弊社の持つ「動画フォレンジック技術」および「画像鮮明化技術」が番組で紹介されました。

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リーガルテック展2016

2016年10月21日にザ・リッツ・カールトン・東京で第4回リーガルテック展が開催されました。
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今回は、Singularity & リーガルテックがメインテーマでした。
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開催最初にリーガルテック展の主催者のAOSリーガルテック株式会社 佐々木隆仁社長より、開会のご挨拶がありました。
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コンピュータの能力が人間の能力を超えるシンギュラリティの時代に法律市場を支えるリーガルテックがどう進化していくのかをメインテーマに各分野の最先端で活躍しております講師の方々にご講演いただきますとご紹介させていただきました。
AOSリーガルテック株式会社の佐々木隆仁氏からは、「リーガルテックとAIチャットボット」というテーマでご講演いただきました。
佐々木氏の講演ムービーはこちらです。

基調講演は、未来学者のPaul Saffo氏より、シンギュラリティをテーマとして「Meeting the Exponential Challenge」というタイトルでご講演いただきました。
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未来学者 ポール・サッフォー氏のプロフィール
スタンフォード大学教授、米国シンギュラリティ大学チェアマン、スウェーデン王立理工学
アカデミーのフェローを務める弁護士
ハーバード大学法学部、ケンブリッジ大学法学部、スタンフォード大学大学院法学博士課程
卒業。
Paul Saffo氏の講演ムービーはこちらです。

Nuix社のDavid Graham氏からは、パナマ文書の解析調査を手がけたNuix社として、「What the hack happened? From the Panama Papers to your law firm」というタイトルご講演いただきました。
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パナマ文書の解析は、2.6TBのデータ総量となり、Eメールが480万通、300万のデータベース、215万個のPDFファイル、111万個の画像ファイルが検出されたとのことです。
パナマ文書のデータを調べて、実際の記事を書いた朝日新聞社の奥山俊宏編集委員にもご登壇いただき、記者の立場からのコメントされていました。
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Nuix社の講演ムービーはこちらです。

ベイカー&マッケンジー法律事務所の井上朗先生は、「クロスボーダー・アントラスト業務におけるArtificial Intelligence活用の可能性」というタイトルで、カルテル調査の実態やベイカー&マッケンジー法律事務所が導入したAIシステムについてご説明いただきました。
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井上先生の講演ムービーはこちらです。

カタリスト社のJohn Tredennick社長は、「米国におけるリーガル・テクノロジー「TAR」活用の現状と将来」というタイトルでご講演されました。
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カタリスト社の講演ムービーはこちらです。

シャーマン アンド スターリング外国法律事務弁護士事務所の望月聡朗先生は、「米国FCPA 〜最近の執行動向とそれを受けてのコンプライアンス対策〜」というタイトルでご講演されました。
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望月先生の講演ムービーはこちらです。

DLA Pipe のLisa Tenorio-Kutzkey氏より、「Navigating Global Anti-Trust Investigations」というタイトルでご講演いただきました。
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Lisa先生の講演ムービーは、こちらです。

特許事務所 白坂パテントマートナーズの白坂一氏は、「人工知能を用いた知財価値評価と知財活用事例」というテーマでご講演されました。
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展示会の入り口では、デジタルガーデイアン社のブースで情報漏洩防止ソリューションなどが紹介されました。
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セミナーの後は、プレミアムワインの渡辺順子社長のコーディネートにより、ワイン会が開催されました。
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プレミアムワインの最高峰と言われる1990年のペトリュスがご来場のお客様に振る舞われました。
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多数のお客様にご参加いただき、誠にありがとうございました。

リーガルテック®展2015

2015年10月5日にザ・リッツカールトン・東京で第3回リーガルテック®展が開催されました。

リーガルテック展会場

リーガルテック®展会場


世界最先端のリーガルテクノロジーと専門家が集う国際カンファレンスということで、毎年多くの方にご参加いただいており、今年も、たくさんの方々に会場にお越しいただきました。
リーガルテック展受付

リーガルテック®展受付


プログラム1では、駒澤綜合法律事務所の高橋郁夫弁護士と田辺総合法律事務所の吉峯耕平弁護士が「デジタル証拠の法務の現在と将来」について講演されました。
お二人は、最近「デジタル証拠の法律実務Q&A」を執筆されましたので、これを記念しての講演となりました。

プログラム2では、ベイカー&マッケンジー法律事務所の井上朗弁護士より、「リーガルテクノロジーを使った国際カルテル事案への対応策」というテーマで講演されました。
井上先生は、10年以上に亘り、独占禁止法および競争法案件に一貫して対応してきたアンチトラスト案件の専門弁護士です。

プログラム3では、カタリスト社のJohn Tredennick社長が「Using Next-Generation Technology Assisted Review(TAR2.0) to Reduce Discovery Costs」というテーマで講演されました。John社長は、大手法律事務所で訴訟弁護士として活躍し、電子データの証拠開示を支援するためカタリスト社を創業しました。

プログラム4では、TMI総合法律事務所の大井哲也弁護士が「マイナンバー対応の為の安全管理システムの実装フロー」というテーマで講演されました。大井先生は、クラウドコンピューティング、インターネット、インフラ、SNS、情報セキュリティの各産業分野における実務に精通しており、経済産業省の情報セキュリティに関するタスクフォース委員等を歴任されています。

プログラム5では、インテレクチュアル・ベンチャーズ社の日本代表の加藤幹之氏が「欧米新時代の知財戦略とその具体的活用例」というテーマで講演されました。加藤氏は、富士通の知財本部長、富士通研究所の常務取締役、富士通総研の専務を経て、2010年にインテレクチュアル・ベンチャーズ社に入社されました。

プログラム6では、経済再生担当大臣甘利明氏の講演を予定しておりましたが、TPP閣僚会議が急遽、延長され、帰国できなくなってしまったため、AOSリーガルテックの佐々木隆仁社長が「デジタルフォレンジックと証拠調査」というテーマで講演されました。冒頭で甘利大臣に送っていただいたメッセージも紹介しております。

プログラム7では、元警視総監で東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事の米村敏朗氏が「危機管理とオリンピック〜想像と準備〜」というテーマで講演されました。

プログラム8では、AOSリーガルテックの佐々木隆仁社長が「最先端のリーガルテック®の活用と不正調査」というテーマで講演されました。

プログラム9では、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二先生が「青色発光ダイオードの知財訴訟とノーベル賞」というテーマで講演されました。

そして、プログラムの最後のプレミアムワイン会では、クリスティーズでアジア人初のワインスペシャリストとして活躍された渡辺順子さんをお招きして、貴腐ワインとして、世界最高の評価を受けているシャトー・ディケムのヴィンテージワインを振舞っていただきました。

ワインスペシャリスト/渡辺順子

ワインスペシャリスト/渡辺順子


プレミアムワイン会

プレミアムワイン会


(リーガルテック®は、AOSテクノロジーズ株式会社の登録商標です)