検察改革への取り組み

2010年に発生した大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件では、主任検事がデジタルデータを改ざんしてしまったということで大きな激震が走りましたが、これを契機として、検察庁へのリーガルテックの導入が促進されました。この事件のその後を紹介するため読売テレビが弊社を取材したときの内容を以下にご紹介します。

2010年9月21日に大阪地検特捜部の主任検事が証拠物件のフロッピーディスクを改ざんしたとして、証拠隠滅の容疑で逮捕されました。現職の特捜の検事が担当事件の職務執行に関連して逮捕されるという異例の事態となりました。

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郵便割引制度を悪用した事件に端を発し、厚生労働省の局長だった村木厚子さんが逮捕・起訴された事件です。

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村木さんへの無罪判決はおろか、有力な証拠とされていたフロッピーディスクが主任検事に改ざんされていたことが発覚しました。

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当時の特捜部長らも罪に問われ、一連の責任を取って、検察トップの検事総長らが辞任に追い込まれるという異例の事態になりました。

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地に落ちた信頼を取り戻すため、検察改革が実行されました。

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検察庁は「供述に依存した捜査」からの脱却を掲げるようになり、事件から5年後、特捜部の捜査の一室がテレビに初公開されました。

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パソコンやデジタル機器を揃え、デジタルフォレンジック(電子鑑識)により、捜査当局による恣意的な証拠改ざんを防ぐ目的でパソコンや携帯電話のデータが変更されないように保管できるシステムなどが導入されました。

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デジタルフォレンジック(電子鑑識)の技術により、どういう証拠調査が行えるかを紹介するためにAOSリーガルテックのフォレンジックラボが取材を受けました。

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スマホからデータを抽出し、原本と全く同じデータであることを証明できる専用の装置を使ってデータをコピーします。

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取り出したデータに対して、データ復元を行い、削除された証拠データも抽出することができます。専用のソフトを使って、一旦、削除されたメール、Twitter、LINEの記録なども復元可能です。犯人とつながりのある人を割り出すことができます。

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更に、メールのやり取り、誰が誰とどのくらいの頻度でやり取りしていたかということも、視覚的に表示をして確認することができます。

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パソコンや携帯電話から取り込んだ膨大な量のメールを専用のソフトで解析すると、画面上でやり取りをした相手同士が戦で結ばれて表示されます。

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やり取りの頻度の多いものだけを抽出することで、何度も何度もやり取りしているものだけをピックアップしれ調べることができ、社内不正調査などに使われるツールです。

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他にも、スマートフォンのGPSやWi−Fi機能で携帯電話を持っていた人が、いつ、どこにいたかという位置情報や時刻までも客観的な証拠として取得することができます。

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実際に大阪国税局の調査官による汚職事件の捜査では、携帯電話から調査官が移動したルートが復元され、賄賂を受け取った場所が特定されました。

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今は、デジタルフォレンジックは、特捜部の捜査に欠かせない存在となっています。

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