9月19日 AOS Data Forensics製品発表会&ツール体験会を開催しました。

9月19日 GINZA SIX(中央区銀座6丁目10-1 13F The Grand Ginza)にて、「AOS Data Forensics製品発表会&ツール体験会」を開催しました。

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官公庁から企業まで幅広い組織で「フォレンジック」が必要とされる時代に

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平日の夕方にも関わらず、「The Grand Ginza(GINZA SIX 13F)」に多くのお客様にお越しいただきました

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プログラム① 「開会のご挨拶並びにサイバー攻撃被害の実態について」
AOSリーガルテック株式会社 執行役員 林 靖二

AOSは1995年設立当初から、データ復旧、フォレンジックサービス・ツール販売を手掛けて来ました。フォレンジック技術が使われる範囲もスマホ、ドライブレコーダー、防犯カメラ、また企業内の不祥事などに広がりを見せ、インシデントも増加傾向にあります。
今朝の日経新聞に「サイバー攻撃被害額の換算例」との記事が発表されました。計算式は、NTT、日立、マイクロソフトなどが参加する業界団体から発表されています。現在の情報の補償額(一人当たり)は1000円です。4年前に某出版会社が個人情報を漏えいした際、個人への補償額は一人500円でした。(補償額は)個人の特定のし易さ、社会的責任度(=会社の知名度)、事後対応の適切さ、漏洩件数などから算出されます(事故発生時の直接費用、会社の信用度やブランドは考慮されていません)。本表の損失金額例は24億円です。
このような数値を見て他人事のように感じるのが現状かと思いますが、実はAOSにいただくご相談で一番割合が多いのが「一般企業の法務・情報システム関係者」です。案件の6割が「組織内部からの情報漏えい」の調査依頼です。決して他人事ではありません。本日、ご紹介させていただくフォレンジックツールを備えていただく事で、事故の発生時の「初動の決定」や「再発防止・抑止」効果が期待できるかと思います。

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プログラム② 「デジタルフォレンジックの現状~課題・解決策およびAOSのフォレンジックツール製品について」
AOSリーガルテック株式会社 リーガル販売カンパニープレジデント 古川 宏冶

「フォレンジック」とは、犯罪捜査における分析、鑑識を意味する用語で、コンピュータの記憶媒体に保存されている文書ファイルやアクセス・ログなどから、犯罪捜査に資する法的証拠を探し出すことを指します。このような電子機器内に蓄積されるデジタルデータに法的な証拠能力を持たせる手続きを「デジタルフォレンジック」と言います。
従来は「保全」が優先され、その後に復元・解析、報告の流れとなるのが(調査の手続きとして)一般的でしたが、近年は対象端末の増加、ストレージの大容量化、画像データの復元・鮮明化のニーズが増加し、調査組織の担当者の負荷が増大する傾向にあります。その為、現場において調査を要する端末の判別や、ライブでの保全作業の必要性が生じています。
初期対応(初動)の充実と、パソコン以外のデジタル機器へのフォレンジック対応が喫緊の課題となります。「AOS Data Forensics」による高速・詳細モードの使い分けは、初動調査に「トリアージ(triage/選別・分類)」の概念を取り入れ、非IT部門の担当者にも概要把握を容易にします。捜査機関や保険会社、警備会社、不正調査サービスなどで高まる監視カメラなど(パソコン以外のデジタル機器)の動画解析需要には、対策として「AOS画像解析フォレンジック」の活用を提案したいと思います。

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プログラム③ 「フォレンジックツールのデモ・機能解説」
AOSリーガルテック株式会社 リーガル販売カンパニーフォレンジック調査官・マネジャー 小瀬 聡幸

デモでは「AOS Data Forensics」および「AOS画像解析フォレンジック Enhancement」の2つの製品についてデモを行いました。

AOS Data Forensics」はUSBメモリにプログラムが入っており、パソコンに差し、管理者権限で実行します。
フォレンジックの知識が無くてもクリック操作で調査ができる「高速モード」と、より広く詳細な調査を行うことができる「詳細モード」が用意されています。

「高速モード」は数分でパソコン内のデータの収集が可能です。
デモでは実機にてデータをUSBメモリにコピーして持ち出すシーンを模擬的に実演し、その後、「AOS Data Forensics」の「高速モード」を使用して解析結果からデータ持ち出しの痕跡を追っていくということを行いました。

「高速モード」の実行開始から数十秒でデータの解析が完了し、解析結果画面下部のボタンをクリックするだけで、OS情報/ファイル情報/インターネット履歴/最近アクセスしたドキュメント/USB接続履歴などを確認し、
データ持ち出しの痕跡を特定していきました。

「詳細モード」では、予め保全したイメージを使用してデモを実施しました。
「詳細モード」はフォレンジックの知識が必要なものの、簡単な操作で主要な情報を自動解析する「自動分析機能」やファイルを種別毎に自動分類する機能などをご紹介しました。

続いて「AOS画像解析フォレンジック Enhancement」のデモでは、自動車のナンバープレートを例に各補正機能をご説明しました。ピンボケ画像やブレた画像、角度がきつくて判別しにくい画像に対し補正を行い、人間の目では判別できないような劣化した画像でも、画像自体が持つデータ、数値を元に再計算することで、はっきりと判別できるレベルにまで鮮明化が可能であることをご説明しました。粗い画像であっても、複数枚集めることにより情報量を増やし、高解像な画像を生成する複数フレーム超解像機能についても実演を行いました。ナンバープレートは映っているが、数字がはっきり読み取れない場合などに対して、画像の条件が揃えばこのような補正・画質改善が可能です。

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発表会終了直後の展示ブースの様子。展示ツールに非常に高いご関心をお持ちいただけました。

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お客様をお待ちするワイン。程よく冷えて飲み頃です。会場の奥には、お料理のテーブルもセッティング完了。

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会場を移し、ワインスペシャリストの渡辺 順子(わたなべ・じゅんこ)さんによるプレミアムワイン会が開催されました。今回のテーマは「非ワイン部門のためのワイン」。

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ワイン会の会場にも「体験ブース」をご用意、操作等をご説明。現役の調査員がお客様のご質問に応対しました。

A story

幅広い業種のお客様が集う会場。あちらこちらで交流が進みます。皆様、話題は尽きないご様子。

THE GRAND GINZA

恒例のジャンケン大会。当選された方には、ワインと共に今回、渡辺 順子さんが上梓された書籍をプレゼント。その場でサインが貰えるとのサプライズイベントをご用意させていただきました。

おかげさまで、本発表会も無事に終えることが出来ました。ご多忙の中、ご来場いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。