レポート HRを支えるVDRテクノロジーとワイン@京都リサーチパーク

2019年7月30日(木)、リーガルテック株式会社は、「HRを支えるVDRテクノロジーとワインセミナー」を京都リサーチパークにて開催しました。

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講師にはリーガルテック株式会社の佐々木隆仁、吉木政人に、アビリティスタッフ株式会社代表取締役の梶田 政宏(かじた まさひろ)氏と、ワインスペシャリストの渡辺順子  (わたなべ じゅんこ)氏もお迎えしました。

テーマは、HRテクノロジーを幅広く捉え、未来の新しいサービスの形も予感させる新鮮味溢れるセミナーとなりました。本稿では、その内容についてレポートします。

HRテックの現在地 -梶田氏

梶田氏からは、人材不足が深刻な中で、昨今注目を集めているHRテックについての現在地についてお話がありました。

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労務行政研究所 HRテクノロジーのサービスマップ

今、どんどんHRサービスが乱立している状況です。

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▼※セミナーとは別データですが、HRテックのカオスマップがありますので掲載します。
https://hrtechnavi.jp/lab/hrtech-chaosmap/

しかし、テックを使えばよいかというとそうではありません。
現在は人材募集が厳しくなっているだけでなく、苦労して採用した人材の定着率も重要になってきています。

辞めないための「エンゲージメント」が大切になってきている。

先ほどお伝えしたように、現在は、採用するだけでなく、その後の人材の定着率も大切になってきています。

これを「エンゲージメント」とよび、エンゲージメントを高めるには、テックだけではなく社風や人間関係、本人の方向性との一致も重要です。

従って、HRテックはテックの話だけではなく、ツールはツールなので、最終的にはそれを使う企業側の考え方が大切になってきています。

VDRは今までにないHRの新サービスを生み出す -佐々木と梶田氏との対談

梶田氏のHRテックのあとは、佐々木の対談を行いました。

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VDRにより、人事担当者の閲覧履歴が可視化できるようになる

やはり人事系のサービスは、候補者の履歴書や採用情報などを扱うわけで個人情報の塊であり、厳密な管理が求められます。この面でVDRを使う安心感は圧倒的です。

log_Human resources manager

また、人事情報というのは、企業の人事担当者がみたかどうかということがとても大切ですが、それもVDRを使えば、操作履歴を確認できとても便利です。

個人単位でのファイル管理ができて業務効率も格段にアップするので、VDRはHR企業にとって、とても相性のよいプロダクトだと感じています。

VDR活用が新しいHRサービス創出につながる

人材紹介会社というのは、多くの同業とライバル関係でもあり、協力関係にもあります。
それぞれの会社に特色があるので、あわない場合は、紹介をしあったりします。

こういった業務をメールでやりとりしていた時と違い、VDRを使えば個人情報を管理している各フォルダへのアクセス権を管理するだけなので、全員にとって個人情報の管理がシンプルになりましたし、情報活用のスピードも格段にあがりました。

メールの時は、データの破棄などをお願いする手間があったり、人材を紹介した場合の裏切りの心配などもありましたが、その問題もVDRを使えば、操作履歴込みで残るので安心です。

このような安心を有無VDRというツールの登場により、人同士の協業が加速し、HR業界に新しいサービス創出の流れが生むことができるのではないかと期待しています。

VDR application example

いい人を集めるには?未来の人材募集の姿

企業側の理屈をいうと、某大手HRテックに分類されているテクノロジー会社のサービスを使ってみても、なかなか募集はうまくいかないです。

たとえば、少人数の人事部が何百通もスカウトメールを送るなんてことはできないし、面接にも負荷がかかります。

そう考えると、小回りのきくアビリティスタッフさんのような人材紹介会社さんから紹介してもらえるのはありがたく、かつアビリティスタッフさんは社風を見てくれているので、マッチ率が高いという特徴があります。

人材募集の形も、大手の寡占だけでなく、テックの活用によりもっとかわっていくでしょう。

人件費の高騰。これからは人事デューデリが注目をあびる

シリコンバレーではAIを学んだ学生の初任給が1000万円を超えるようになってきています。
終身雇用を前提とした雇用は完全に崩壊していますし、優秀な人材の獲得は、グローバル競争に突入しているので、この流れには逆らえないでしょうから、日本もどんどん追従することになるでしょう。

だからこそ、企業側の採用リスクを下げるためにも、人事デューデリエンスの分野が脚光をあびるでしょう。

採用前から各個人のデータをどのようにセキュアに集め、かつAIなどでチェックしたり、そもそも履歴データを改ざん不可なブロックチェーンで保持するなどのテクノロジーも進化すると思われます。

VDRはそういったテクノロジーの進化の一環であり、人事データをデジタル化し、セキュアにシェアしていく流れを大幅にサポートします。

ぜひこれからのHRテックの流れには敏感になってもらい、うまく活用して頂けたらよいと思います。

 

HRには個人情報保護の流れからも、機密保持テクノロジーが必要 -佐々木

経済産業省DXレポート 2025年問題

まず佐々木からは経済産業省のDXレポートの紹介から。

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▼DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html

DX、つまりデジタルトランスフォーメーションの必要性が書かれたレポートがあり、このままでは2025年には日本から最大12兆円単位の資産が消えてしまうことが危惧されています。

早急なデジタルトランスフォーメーションが求められています。

非正規雇用が増えている。機密保持が大切。

日本国内では、どんどん非正規雇用が増えており、人材の流動性が高まっています。

一方で、個人情報保護の機運の高まりがあり、企業はより厳密な個人情報保護の必要性に迫られています。

デジタルデータの管理をセキュアに行えるVDRの重要性が、これからますます増してくると思われます。

メールと紙の時代からのデジタルトランスフォーメーションが必要

近年、M&Aが盛んですが、その時に重要な要素として人材の情報があります。

会社のキーマンのエンゲージメントや、給料テーブルなど、とても大切な情報が存在していますが、それらのほとんどがメールでやりとりされているのが実態です。

メールの添付ファイルは、よく暗号化され、パスワードを別メールで送られていますが、これは我々セキュリティの専門家からすると危ない行為です。

人事だけではないVDRの活用

VDRは、人事だけでなく、情報をセキュアに保存し、共有する必要がある業務においてとても相性がいいです。

例えば下記のような業務があります。

  • M&A
  • テレワーク
  • スタートアップ

特に人事系の方はテレワークは絡むことが多いでしょう。
ぜひVDRを知ってもらえればと思います。

 

VDRとは?HRに使えるAOSデータルームのご説明&デモ -吉木

リーガルテックの吉木からは、AOSデータルームのデモを中心にご説明。
評判のよいビューワーや、透かし機能、検索機能のご説明などを行いました。

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やりとりにメールを使っている人は?

冒頭で、実際に会場の方に質問し、挙手をしてもらったら、人事情報のやり取りにメールを使っている人が半分以上もいました。

Raising hand

やはりリーガルテック社の実感としても、メールや紙でやりとりしている企業が未だに多い印象です。

ぜひVDRを知ってもらえればと思います。

 

【AOSデータルーム】機密情報共有クラウド(VDR) 詳しくはこちらへ 〉