デジタル詐欺はFTC(Federal Trade Commission)に報告

ウェブページによるオンライン申し込みが手軽になったことで、今まではあり得なかったデジタル詐欺の増加が著しい。よく耳にするフィッシング詐欺もこの中に含まれよう。

必要な情報をウェブサイトで探し、必要な手続きををウェブサイトで済ませる。そのサイトが信頼できるかどうかは、自分のよく知る分野なら大体は見た目で判別できるだろう。

しかし、あまり自分の知らない分野だったらどうだろう。そのサイトがもし詐欺サイトだったとして、いったいどうやって知ることができるのか? 見慣れない単語、専門用語に惑わされ、本物のサイトだと信じきってしまうに違いない。そして、大概はクレジットカード、銀行口座などの決済情報を入れて、申し込みボタンをクリックした後に気づくことになる。

なんか嫌な予感がするぞ。すぐに怪しい情報がないか、検索エンジンで確認する。・・・数分後。やっぱり! 今申し込んだサイトは、その関係の人々には結構知れている詐欺の多い類のものだった。

一旦、事が起きてしまったら、慌てずに適切な処置をとろう。クレジットカード会社には、カードの利用停止と新しいカードの発行を依頼。そして、消費者センターなどにも連絡して、相談し、一番よいアドバイスをもらおう。アメリカの場合は、FTC(Federal Trade Commission) へのレポートも忘れずに。あとは、デジタル・フォレンジック調査の出番となる。