米司法省、過去最大のクレジットカード情報窃盗事件で11人を起訴

TJX Companies のクレジットカード情報窃盗事件に関与した11人の犯人が起訴された。

クレジットカード情報を入手後、犯人は東欧と米国にある暗号化されたサーバー上にその情報を保存し、その後、それらの国々の顧客にデータを売却した。そのデータから偽のクレジットカードが作成され、ATM から何万ドルもの現金を引き出すのに使用された。

米司法省は、犯人が4000万人分を超えるクレジットカードやデビットカードの情報を盗んだと推測しており、司法省が起訴した中では過去最大のクラッキングおよび個人情報の窃盗事件だ。

被告らの国籍は、米国が3名、エストニアが1名、ウクライナが3名、中華人民共和国が2名、ベラルーシが1名。

この事件から世界をまたにかけた高度なハイテク犯罪が進行中であることが容易に推測される。本事件のフォレンジック調査の結果に期待したい。

情報ソース:
http://japan.internet.com/ecnews/20080811/12.html