eディスカバリー動向

米国のeディスカバリー企業のリサーチ結果によると、最近のトレンドとして以下の傾向が伺える。

・78%の回答者が、2008年に比べ、2009年の方が訴訟と規制についての問い合わせ数が増加したと回答した。
・3分の2以上の回答者が、2010年は訴訟と規制についての問い合わせ数が最低でも20%は増加すると見込んでいる。
・大多数の回答者は、2010年の増加は訴訟数の大幅な増加によるものであり、46%の回答者は規制についての問い合わせ数が増加するだろうと予測している。
・48%の回答者は、eディスカバリーを社内で行おうとするプロジェクトに取り組んでおり、36%の回答者が1年以内に企業内eディスカバリーの実現に向けて取り組む予定であると回答した。
世界的な経済の悪化が訴訟の増加に拍車をかけていることは間違いない。米国に支社をもつ日本企業もeディスカバリーの対象となるので、十分に注意されたい。