不正を暴くデジタル鑑識

東芝の巨額不正会計の事件を受けて、デジタル鑑識について、弊社がテレビ東京の取材を受けたときの内容をご紹介します。
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日本中に衝撃を与えた東芝の巨額の不正会計問題。
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当時の社長は、不正の直接的な指示を会見で否定していました。
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しかし、第三者委員会は、歴代3社長による組織的な不正への関与を認定しました。
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その根拠となったのが、デジタル鑑識と呼ばれる調査手法でした。対象者のパソコンからデータを保全・収集し、消されてしまったメールを復元するなどのデジタル鑑識の作業が行われました。
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専門家が高度なリーガルテックを駆使することで、色々な証拠データを抽出することで、隠したつもりでも、不正をしたかどうかが分かるようになってきているとデジタル・フォレンジック研究会の佐々木良一会長がコメントしています。
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そして、東京、港区にあるAOSリーガルテックのフォレンジックラボが紹介されました。
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壊されたパソコンやハードディスク、携帯電話からデータを復旧し、証拠データを取り出す作業を行っています。
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不正事件の場合は、削除されたり、壊されたりするケースが多いと弊社社長の佐々木がコメントしています。
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通常は、不可能を思われるようなケースでも数多くのデータ復旧の成功実績があります。
海水に浸かって、基板が腐食してしまった携帯電話でも内蔵メモリチップを取り出し、写真や通話履歴などのデータ読み込みに成功した事例もあります。
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最近、不正を隠すためにデータを消されたり、壊されたスマートフォンが警察や弁護士から持ち込まれるケースが増えています。
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膨大な証拠データがスマホに入っており、LINEなども急速に普及しており、この1、2年でスマホの証拠としての重要性は大きくなっています。
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