2017年3月20日ドイツのハノーバーでCEBIT2017が開催されました。
今年のCeBITは、日本がメインパートナーとして、安倍首相も参加されました。
安倍晋三首相は、私たちは、解決できなかった問題を解けるようになる、人類史の第5章の開幕を目撃している。技術革新があらゆる社会的課題の解決に貢献する時代の幕開けを宣言しました。
メルケル首相も参加されました。
メルケル首相は、「デジタル化の可能性は安倍首相が指摘した通り」、「今回のCeBITは、これからの日独両国の協力関係の1つのマイルストーンになる」と話されました。
CeBITに先立ち、日独両政府は19日、すべてのモノがつながるIoT技術やAIなどの先端技術で、日独で国際標準規格の策定や研究開発することを柱とした「ハノーバー宣言」を採択したとのことです。
20日からハノーバーで開催するIT見本市「CeBIT」に先立ち、世耕弘成経済産業相とツィプリース経済・エネルギー相が宣言に署名したとのことです。
メルケル首長も安倍総理と一緒にブースを回りました。
日本からCeBITに118社が参加して、盛大に始まりました。こちらはWelcome Nightで基調講演をした日立の東原敏昭社長です。
東原社長は、「日本は少子高齢化などの課題先進国。イノベーションのフロントランナーであり続けていく」と話され、「保護主義はデジタル化の回答にはならない。グローバル化や自由通商、国際交流を進める2つの国で協力を深めよう」とおっしゃっていました。
AOSは、Sakura stageの側にAI Legal botのデモデスクを出しています。
また、経済産業省主催の「インダストリー4.0、IoT及びAI-法的・社会的課題/日独間の価値観共有パートナーシップ 」パネルディスカッションに参加しました。
このイベントは、経済産業省がメインスポンサーと渥美坂井ヤンセン外国法共同事業の共催で開催されます。
開催日:2017年3月21日ドイツ時間の午前10時(日本時間の午後6時)
場所:ハノーヴァー(ドイツ)今回のイベント詳細は、下記のpdfファイルおよびwebサイトをご覧ください。
PDF
→201703CeBIT.pdf
WEB
→CeBIT「Industrie 4.0, IoT and AI – Legal and Social Challenges / German-Japanese Value Partnership」
http://www.cebit.de/event/industrie-4.0-iot-and-ai-legal-and-social-challenges-german-japanese-value-partnership/FOR/75132
またハノーヴァーまで行けなかったが、今回のイベントに興味をお持ちの方のために、イベントの動画配信を渥美坂井法律事務所のウェブサイト内にご用意いただきました。
→Atsumi & Sakai Janssen Foreign Law Joint Enterprise
https://www.asj-law.net/2017/03/23/cebit_industrie_40_iot_and_ai/