リーガルテック展2017

2017年10月25日にザ・リッツ・カールトン東京でリーガルテック展2017が開催されました。
リーガルテック展は今年で5回目の開催となります。

受付

会場の様子

今回のメインテーマは、RegTech&リーガルテックでした。

写楽

RegTechとは、規制(Regulation)と技術(Technology)を合わせた造語で、アメリカやイギリスを中心に2015年頃より 使われた始めた用語です。Regtechは、金融機関が技術を 駆使して金融規制対応を刷新することを目指しており、 Fintech領域の一部だと考えられています。

リーガルテック展2017の主催者のAOSリーガルテック株式会社 代表取締役社長 佐々木 隆仁氏の開会のご挨拶はこちらです。

RegTech以外にもリーガル分野で活躍されている先生方が最新のリーガルとテクノロジーについてご講演いただきました。

リーガルテック2017の講演内容は、以下の通りです。

① 情報漏洩インシデントにおいて経営陣が負う責任と課題
大井 哲也氏 (TMI 総合法律事務所 パートナー弁護士)

② AI for Smart People ~Intelligent Legal Technology~
David M Sannar氏 (合同会社日本カタリスト マネージング・ディレクター)

③ 日銀・金融庁からマネーフォワードへ Fintechの活性化に向けた取り組み
神田 潤一氏 (株式会社マネーフォワード 社長付 渉外・事業開発責任者)

④ グローバル・コンプライアンスの勘所 ~賄賂、カルテル対策から個人情報保護まで横断的に~
野中 高広氏 (DLA Piper Tokyo Partnership 外国法共同事業法律事務所 オブ・カウンセル弁護士)

⑤ M&Aの基礎と最新実務
伊達 隆彦氏 (西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士)

⑥ 米国市場における最新トレンドの仮想データルームとファイル共有技術によるM&Aの効率化
Matt Berry氏 (Propel社 Founder and CEO)
Greg Anderson氏 (Propel社 President – Product)

⑦ 弁護士マッチングシステムのご紹介
Peter Jo氏 (Legaltech Inc. CEO)
Dawn Lee氏 (Legaltech Inc. マーケティング・ビジネスディレクター)

⑨ 新しい FinTechか LegalTechか? RegTech による金融規制対応
佐々木 隆仁氏 (AOSリーガルテック株式会社 代表取締役社長)

⑩ 世界と日本 新たな繁栄を求めて
大前 研一氏 (株式会社ビジネス・ブレークスルー 代表取締役社長 / ビジネス・ブレークスルー大学 学長)

プレミアムワイン会も開催されました。

今年もクリスティーズでアジア人初のワインスペシャリストとして活躍された渡辺順子さんをお招きし、プレミアムワインを行いました。

渡辺順子

今回ご披露したのは、1695年にワイン造りが始まったと言われる歴史ある「シャトー・ラフィット・ロートシルト」世界中のワイン愛好家を魅了するボルドー格付け第1級に輝くワインです。ヴィンテージは1895年。100年以上前のワインですが、1895年から1997年までシャトー内のセラーで保存され1997年ロンドンのサザビースにて競売にかけられ、今回ニューヨークのオークションにて見事落札した最高峰のワインです。

ロートシルト1

オーパスワンのビックボトルも披露されました。

オーパスワン

多数のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

ワイン会