コンピュータ犯罪で捕まらない方法

コンピュータを使った犯罪で捕まらないために、証拠となりそうなデータをすべて消去した、つもりでも、実際には様々な痕跡が残っている。

ウェブサイトのコミュニティ掲示板などにIPアドレスを隠して、アクセスしたから足はつかないはずだ。
>> たとえIPアドレスを隠したとしても、世界でユニークに割り当てられたMACアドレスがインターネット上を流れるため、いとも簡単にその個人は特定できてしまう。また、プロバイダの情報から、住所の特定も可能である。

PCのデータをすべて消去したから、足はつかないはずだ。
>> たとえ、PCのデータを消去したとしても、OSの一時ファイル、スワップファイル、ファイルスラック、レジストリなどからあらゆる証拠が検出できる。さらにインターネットにアクセスしていれば、プロバイダやウェブサイトのログからアクセス状況を完全なログとして検出できる。

情報のアクセスにPCは使わない。すべて携帯しか使ってないから足はつかないはず。
>> モバイル・フォレンジック技術の発達により、携帯電話に残されたメッセージのやりとりなど、すべて検出が可能である。

つまり、コンピュータ犯罪で捕まらない方法はない。必ず捕まる。デジタル・フォレンジック技術は確実に犯罪者を特定し、有罪にすることができる。フィッシングやデジタル詐欺も必ず捕まる。デジタル・フォレンジック調査を逃れる手はない。