有罪容疑を無罪にする方法

一度社会に出ると、様々な場面に遭遇する。こんなことも時には起こるだろう。ある日突然、身に覚えのない違反報告書が通知され、罰金の支払いを要求された。この手の詐欺も多いだろうが、この通知書は正真正銘本物である。

通知書によれば、高速道路の料金所で料金を払ってないのだという。料金所に備え付けのカメラの記録から車のナンバーが割り出され、登録車情報から持ち主の住所・氏名が浮かび上がる。

しかし、実際には料金を払っており、違反などしていない。これは何かの間違いだ! コンピュータのミスじゃないのか!

無実の罪を晴らすため、料金所の違反取締システムのデジタル・フォレンジック調査を依頼する。記録された情報を再確認してもらいたい。

3週間後、通知書が届く。その通知書には、「デジタル記録の厳正なる調査の結果、あなたに対する違反報告は取り消されたことをここに通知いたします。」と書かれていた。無罪が確定した。

デジタル・フォレンジックは正義の味方。デジタル社会の善き裁判官だ!