5月30日 AOSデータルーム 製品発表会
5月30日にGinza SixのThe Grand Ginzaで「AOSデータルーム パートナー&プレス向け 製品発表会」〜壁に耳、マル秘データにVDR〜 が開催されました。
当日はたくさんの方にご来場いただきました。
100名様ほどのご招待でしたが、GINZA SIX 最上階の会場は満席で発表会がスタートしました。
プログラム① 「㊙、機密データの共有専門ツールVDRについて」
AOSグループ代表の佐々木 隆仁(ささき・たかまさ)より開会のご挨拶並びにご説明。
日本の商習慣、企業文化として欠かせないものとして、マル秘情報があります。
デジタル時代においても、マル秘データがあります。
マル秘情報やデータを扱う人達は、取締役や幹部社員だと思いますが、このマル秘データの中に企業の運命を左右する戦略や商品企画、会計情報などが全て含まれています。
デジタルトランスフォーメーションが進んでいる日本企業において、㊙データの取り扱いは最重要課題となっています。この㊙︎データを専門に扱うソフトウェアツールがバーチャルデータルームです。特に、今回発表するAOSデータルームは、日本の商習慣や日本の企業文化に基づいて、長い間、企業の情報漏洩や不正調査を手がけてきたAOSリーガルテックが弁護士先生の要望に合わせて開発したものです。AOSデータルームは、半年間、テストマーケティングを進めてきました。今回、数多くのトライアルや実際の導入を経て、VDR市場でNo.1のポジションを取れる確信をもって、みなさんにご紹介できることを誠に嬉しく、光栄に思っています。
プログラム② 「AOSデータルームの概要」
AOSリーガルテック株式会社 VDRカンパニー長 金丸 尚樹(かなまる・なおき)よりご説明。
機密情報クラウド共有サービス「AOSデータルーム」とは、機密書類を外部のパートナーや契約先、規制機関などと機密データを安全に扱うために生まれたバーチャルデータルーム(VDR)ソリューションです。VDR市場の主要な指標は、2022年には2017年の倍の2,000億円市場になると推定されています。VDR市場の成長の背景には、グローバルM&Aとベンチャーキャピタル投資の成長があります。これらのディールを行うには対象企業のデューデリジェンス(企業の資産価値を適正に評価する手続き)を行う必要があり、物理的なディール・ルームを設置した場合、海外案件の場合や、複数企業からのビッド(入札)を受け付けるのに支障が生じることがあるため、グローバルではVDRの使用が一般的です。
そこでAOSは、M&A以外の用途でもトレーニング無しに簡単に使うことが出来、かつ機密情報を扱うエキスパートとしての経験を盛り込んだ「次世代VDR」を市場に提供できないかと考えました。M&Aでのニーズに加え、自社の携わってきた、e-Discovery(米国の民事訴訟において訴訟上必要となる証拠開示の制度、訴訟対象となる場合、日本企業にも適用あり)の領域で培われた人工知能などをVDRに融合させることで生産性を高めるとともに、導入時のコストを低減、機密取扱いの安全性を高めていただけるよう、低価格なVDRを2018年に市場投入しました。
メールや海外事業者のクラウドサービスなど、従来の機密情報の保存方法と「AOSデータルーム」の違いは、組織外部との安全なファイル共有、誤送信対策、きめ細かなダウンロードと閲覧制限機能、自社内運営が可能、安心な国内設置サーバ(経済産業省も国内データセンターの利用を推奨)といった点が挙げられます。
「AOSデータルーム」の特長は、デジタルトランスフォーメーションの進む法曹界の現役弁護士から「日本人が使いやすいVDR」として推奨を受けた企画製品である点、メールのように簡単に使える点などが挙げられます。しかも、従来のVDRサービスに比べコストを大幅に抑えて30万円前後での導入が可能です。ミニマム10ライセンスからと、小規模組織でも機密情報のセキュアなクラウド共有が実現できます。クラウド、オンプレミス、あらゆる規模に柔軟に対応、 AOSテクノロジーズ㈱は、2000年から、警察・検察、法律事務所などで高まった、多岐に亘る記憶メディアへの調査ニーズにお応えしてきた実績が評価され、2015年に経済産業大臣賞を受賞。創業より培われてきたセキュリティ&ガバナンスの蓄積がこの「AOSデータルーム」に集約されています。
プログラム③ 「AOSデータルーム製品デモ」
AOSリーガルテック株式会社 テクニカルディレクター 戸叶 徹(とかの・とおる)よりご説明。
AOSデータルーム4.1 新機能の概要は以下のようなものとなりました。新設されるダッシュボードは、ルームの状況を直感的かつ視覚的に把握するためのウィジェットで、ルームへのログイン数を始め、閲覧数などの把握に役立ちます。次に、ドキュメントロック(隔離機能)は、ドキュメントの更新後、権限を持つ方だけが文書を閲覧できる機能です。また、管理者の許可操作後に、許可された一般ユーザーだけが隔離から復元された文書を閲覧できるようにする隔離の解除機能も追加されます。最後にトリガーと条件を指定すると、設定された動作を自動的に行うルールエンジンを新規に追加致します。例えば、ルールエンジンは「田中さんがアップロードしたドキュメントに自動的にタグ付したい」、「鈴木さんがドキュメントをアップロードしたら通知が欲しい」など、ユーザー独自のきめ細かな要望に対応する機能です。
*機能の名称、追加時期などは予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。
お問合せ先:VDRカンパニー03-5733-5790
午後はワインスペシャリストの渡辺 順子(わたなべ・じゅんこ)さんによるプレミアムワイン会&昼食会が開催されました。今回のテーマは「wine 最先端テクノロジーと伝統の融合」。
最先端テクノロジーをつかって作られた赤ワインと白のワインがお客様に振る舞われました。
NASAの宇宙センターのようなワイナリーでデータを駆使して作られるワイナリーと昔のワイナリーを比較して、昔の㊙データは紙で鍵のかかった部屋でのやりとりするものだったのが、今はクラウド上でセキュアにやりとりされるVDRのイメージと重ね合わせてのワインレクチャーと、その最先端テクノロジーで作られたプレミアムワインのプレゼントがありました。
AOS恒例のジャンケンゲームでプレゼントワインの抽選が行われました。
発表会もプレミアムワイン会&昼食会も盛況のうちに終えることができました。多数のお客様のお越しいただき、誠にありがとうございました。