第22回 サイバー犯罪に関する白浜シンポジウムにリーガルテック社として出展致しました。
今回のシンポジウムの会期は、平成30年5月24日(木)~5月26日(土)、場所は和歌山県立情報交流センター Big・U となりました。このシンポジウムのテーマは、「若者とサイバー犯罪:被害者・加害者・傍観者」でデジタルネイティブ世代である若者がサイバー犯罪の被害者となるだけでなく、加害者にもなり得る現状を整理し対策を議論することでした。全国のサイバー犯罪の有識者、弁護士、捜査機関、海外のサイバー犯罪に関する専門家が一同に会し、意見交換をする場となりました。
リーガルテック社は、断片化、破損した動画ファイルを修復して証拠データを抽出できる「AOS画像解析フォレンジック Professional」、証拠データ画像を鮮明化することができる「AOS画像解析フォレンジック Enhancement」、Android調査・解析ツール「AndrEx」、USBメモリを挿入するだけで高速フォレンジック調査が可能な「AOS Data Forensics」、大容量のデータの不正調査ツール「Nuix Investigation & Response」を出展させていただきました。
商品展示会では、「AOS画像解析フォレンジック Professional」と「AOS画像解析フォレンジック Enhancement」にご興味をお持ちになられるお客様が非常に多かったように思います。
昨今は、ドライブレコーダ、監視カメラなど映像機器の設置台数が増えたことで、捜査現場での証拠検証としてが画像を持ち込まれる場面が非常に多いそうです。これまでの画像フォレンジックツールでは、「非常に高価でツールの導入が進んでいない」「画像ファイルの復元を諦めていた」ことが多かったようですが、「AOS画像解析フォレンジック Professional」と「AOS画像解析フォレンジック Enhancement」のツールを活用すれば、多くの捜査現場での解析の手助けになるのでは?というご感想を非常に多くいただきました。
他社の展示コーナーでは、フォレンジックツールと同時に「サイバーセキュリティーソリューション」も多く展示されていました。サイバーセキュリティーは、ウィルスやマルウエアの攻撃と同時に「振る舞い検知」のソリューションの提案も多く見受けられました。リーガルテック社では、「Nuix」に該当するソリューションも提案することができます。
シンポジウム全体の来場者はおよそ600人。そのうち、リーガルテック社のコーナーに立ち寄っていただいたお客様は、延べ100人強でした。通常の展示会よりも小規模ではありますが、来場者にサイバーセキュリティー、フォレンジック調査の専門家が多い為、商談一つ一つに現実味があり、日頃できないようなお話をお聞かせいただくことが出来、大変有意義なシンポジウムとなりました。
ご参考)
関連書籍:『コンピュータ・フォレンジック完全辞典』