リーガルテック展2019を11月8日に開催

リーガルテック展2019が11月8日にアークヒルズクラブで開催されることになりました。今年でリーガルテック展は、7年目を迎えますが、今年のテーマは、「MyData、情報銀行」となります。

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企業の経営者層、法務・コンプライアンス・知財部門、弁護士、金融機関の方々を対象に各分野の専門家の方がにご講演をいただきます。

基調講演は、政府のIT政策を長年に渡って推進されてきた平井卓也 前IT大臣にご登壇いただきます。

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情報銀行サービス MyData.jpをリーガルテック社 代表取締役の佐々木隆仁がご紹介いたします。

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情報銀行、医療ビッグデータ法、匿名加工の情報流通については、影島先生にご講演いだだきます。

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VDRを活用した知財デューデリジェンス、DX時代のブロックチェーン基盤 新契約プラットフォーム Keiyaku.ai、新特許検索 Tokkyo.aiなどの最先端のリーガルテックサービスも発表いたします。

リーガルテック展の最後には、ワインスペシャリストの渡辺順子さんを講師にプレイアムワイン会を開催いたします。

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皆様方のご参加をお待ちしております。

2019年リーガルテックワイン会 〜 第9回 シャンパーニュ地方〜

※「眠れる森の美女」でお馴染みのロワール地方

ワインdeめぐる世界の旅 第9回

「眠れる森の美女」でお馴染みのロワール地方へ訪れます。
美しい古城が広がる牧歌的なロワールですが現在は近代化と伝統派が融合するユニークなワイン産地に変わっています。伝統を守る作り手、とことんオーガニックにこだわる生産者など、様々な側面を見ながらロワールを学びます。

1、ロワールの歴史と産地の特徴

「フランスの庭園」と呼ばれるロワール地方は中世の時代、国家の中心として繁栄した時期もありました。
当時の面影を残す古城も多く立ち並んでいます。国の権力者がいた土地は昔から必ずワインが栄えロワール地方も12世紀はフランスで一番の人気のワイン産地でした。ユネスコの世界遺産にも登録されている土地を巡りながら貴族たちが好んだロワールを味わいましょう

2、こだわりのあるロワールの生産者

あまり知名度は高くないロワール地方ですがこの産地にはこだわりのある生産者がたくさん存在します。伝統を重んじる作り手と近代化を推し進める作り手が織りなすロワールの現在にスポットを当て、様々なロワールワインをご紹介しました。
ボトルとテーブル

3、近代化が進むロワールの将来

20年も前にロワールへ訪れた際、車窓から見えた広大なぶどう畑や羊や牛の放牧などのどかな田園風景に目が奪われました。世界遺産のロワール渓谷には130もの情感が集まっているそうです。300年代にキリスト教布教の拠点としてロワールに大きな修道院が建てられぶどう栽培が行われました。
ぶどう栽培やワイン醸造においてはボルドーよりも古い歴史を誇ります。その後王侯貴族が移り住みワインは産業・文化としてこの土地で発展していきました。現在のロワール地方はこだわりのある生産者によって数々の名品を作っています。

まずは「ドメーヌ・ミショー」の泡で乾杯
細かい泡が立ち上がり酸味も後味もキレも抜群です。
手摘みで収穫したぶどうを発酵させ15ヶ月も熟成をさせます。しっかりした味わいですがフレッシュ感がありました。この造り手は環境に優しいぶどう栽培を行い農薬や化学肥料の類を極力減らしています。自然な味わいを引き出す造り手です。

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クレメンド・ロワール・ロゼ・ミショー
ロワールの優良ドメーヌ、クードクールで受賞

次の白ワインは「ドメーヌ・ドラ・ゴノルデリ」
設立されてまだ間もない造り手ですが恵まれたテロワールを生かしソーヴィニオンブラン 100% で作られた
白ワインはキレがよく澄み切った味わいです。
ゲストの方でロワールのソヴィーニオンブランが大好きとおっしゃる方がいらっしゃり、とても喜んでいただきました。
ロワールのソーヴィニオンブランは他の産地では決して表現することができないハーブの味わいが特徴です。

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ドメーヌ・ドラ・ゴノルデリ ソーヴィニヨン
プラム、ローストしたピーマン、砕いた小石、柑橘系果実

最後は赤ワイン「シャトークーレーヌ」
15世紀に建てられた歴史あるシャトーです。現在の当主は15代目のエティエンヌさんは子供の頃からワイン造りを手伝ってきました。1994年から有機栽培に移行し自然な味わいを醸し出しています。
ロワールの主要品種カベルネフラン 100% から作られる赤系果実のアロマと黒胡椒などのスパイシーな香りが特徴です。

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シノン ソレイユ ド クーレーヌ 2016
有機栽培で作る凝縮した果実の旨味

2019年リーガルテックワイン会 〜 ワイン de めぐる世界の旅 第 8 回 〜 「シャンパーニュ地方」 いかがでしたでしょうか?
今回もワインだけでなくビジネスの話でも盛り上がりました。
次回はボルドー地方。

次回のテーマは

~ ワイン de めぐる世界の旅 第 10 回 ~

次回は世界最大のワイン産地「ボルドー」を訪れます。王侯貴族に愛され世界に広がったボルドーのワインは今も世界中の愛好家たちを魅了します。
3回にわたって繰り広げられるボルドーの旅、1回目はその歴史に焦点を当てます。

渡辺 順子

世界最大のオークションハウス「クリスティーズ」でアジア人初のワインスペシャリストとして活躍、プレミアムワイン株式会社CEOザッキーズ日本代表。
著書:
『世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン』(ダイヤモンド社)
『日本のロマネ・コンティはなぜまずいのか』 (幻冬舎ルネッサンス新書)

2019年リーガルテックワイン会 〜 第8回 シャンパーニュ地方〜

※シャンパーニュ地方特産のスパークリングワイン

ワインdeめぐる世界の旅 第8回

パリから北東へ約140キロ、フランスの最北に位置するシャンパーニュの産地へ訪れます。1680年に修道士であるドンペリニヨンによりシャンパンが生まれました。以降、何百年に渡り世界中の人々を魅了してやまない、唯一無二であるシャンパンについて、シャンパンはどうして泡が立つのか、シャンパンはどうして高いのか… 今更聞けないシャンパンの謎を全てお話し致します。

1、シャンパンの歴史

シャンパーニュ地方でぶどう栽培がはじまったのは5世紀末。
シャンパーニュ地方では当時小氷河期ともいわれ、冬の低温によって酵母の活動が停止、その状態で樽に詰めされたワインは翌春に気温の上昇とともに再発酵し、味の変質やにごりなど不評を買うという問題を抱えていました。それをオーヴィレ―ル修道院の僧、ドンペリニヨンがイギリスのビールにヒントを得て、シャンパンを造りだしました。

2、シャンパンの製造方法と法律

シャンパンと普通のワインとの大きな違いは、醗酵の過程を2回行う「瓶内二次醗酵」という方法を取っているところです。通常のワインと同じ方法でベースとなる泡のないワインを造り、その後できたワインを瓶に入れて糖分と酵母を加え2度目の醗酵を促します。
シャンパンは、法律によって非常に厳しい決まりが定められています。
法律で定められた手順を踏まないと、そのワインはシャンパンと名乗ることはできません。
ボトルとテーブル
ボーヌ村の一等地に広がるぶどう畑で造られたワインはチャリティーオークションに出品されその収益金で病院の運営が行われていました。

3、修道士ドンペリニヨンについて

ドン・ピエール・ペリニヨンは、ベネディクト会の修道士です。フランス北東部のシャンパーニュ地方で生まれ、シャンパンの完成に生涯を捧げました。盲目であったと伝えられ、シャンパンのドン・ペリニヨンは彼の名から命名されました。

白亜の石灰質に覆われるシャンパーニュの土壌からキレのあるシャンパンが生まれます。美味しいシャンパンが生まれる条件を満たした厳しく定められた製造法や法律によりそのブランドは守られてきました。

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ダニエル・ミル
ピノ・ムニエとピノ・ノワールから作られるバランス感抜群の味わい

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アドリアン・ショパン
黒ぶどうだけから作られるブラン・ド・ノワール。ヨーロッパで人気を誇る実力派メゾン

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フランク・ボンヴィル グラン・クリュ ブリュット
セレクション ブラン・ド・ブラン
2010年のノーベル賞晩餐会で選ばれた極上のシャンパン。オーガニック農法で少量生産に徹する希少価値の高い1本

2019年リーガルテックワイン会 〜 ワイン de めぐる世界の旅 第 8 回 〜 「シャンパーニュ地方」 いかがでしたでしょうか?
次回はロワール地方。

次回のテーマは

~ ワイン de めぐる世界の旅 第 9 回 ~

「眠れる森の美女」でお馴染みのロワール地方へ訪れます。
美しい古城が広がる牧歌的なロワールですが現在は近代化と伝統派が融合するユニークなワイン産地に変わっています。伝統を守る作り手とことんオーガニックにこだわる生産者などさあざまな側面を見ながらロワールを学びます。

渡辺 順子

世界最大のオークションハウス「クリスティーズ」でアジア人初のワインスペシャリストとして活躍、プレミアムワイン株式会社CEOザッキーズ日本代表。
著書:
『世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン』(ダイヤモンド社)
『日本のロマネ・コンティはなぜまずいのか』 (幻冬舎ルネッサンス新書)