リーガルテック展は、今年で6回目の開催となりましたが、今年のテーマは、「AI,ブロックチェーンとリーガルテック」をメインテーマに各分野の専門家、実務家の方々にご講演いただきました。今回は回遊式のイベントとなり、3つの会場が設けられました(本ブログはTHE GRAND GALLERYで行われた最先端リーガルテックに関する企業・団体によるミニセッションの内容をお伝えします)。
「フォレンジック」とは、犯罪捜査における分析、鑑識を意味する用語で、コンピュータの記憶媒体に保存されている文書ファイルやアクセス・ログなどから、犯罪捜査に資する法的証拠を探し出すことを指します。このような電子機器内に蓄積されるデジタルデータに法的な証拠能力を持たせる手続きを「デジタルフォレンジック」と言います。 従来は「保全」が優先され、その後に復元・解析、報告の流れとなるのが(調査の手続きとして)一般的でしたが、近年は対象端末の増加、ストレージの大容量化、画像データの復元・鮮明化のニーズが増加し、調査組織の担当者の負荷が増大する傾向にあります。その為、現場において調査を要する端末の判別や、ライブでの保全作業の必要性が生じています。 初期対応(初動)の充実と、パソコン以外のデジタル機器へのフォレンジック対応が喫緊の課題となります。「AOS Data Forensics」による高速・詳細モードの使い分けは、初動調査に「トリアージ(triage/選別・分類)」の概念を取り入れ、非IT部門の担当者にも概要把握を容易にします。捜査機関や保険会社、警備会社、不正調査サービスなどで高まる監視カメラなど(パソコン以外のデジタル機器)の動画解析需要には、対策として「AOS画像解析フォレンジック」の活用を提案したいと思います。
https://blog.fss.jp/wp-content/uploads/201910_wine_party_cuisine4.5-450x450-1.png450450admin/wp-content/uploads/2020/06/data_logo-1-300x56.pngadmin2018-10-03 17:19:572022-03-17 11:02:569月19日 AOS Data Forensics製品発表会&ツール体験会を開催しました。
2月21日 株式会社ストライク様と「企業が成長し続けるためのM&Aテック」を開催いたします。
/カテゴリ: VDR第一部18:00-18:50特別対談参加費:無料
「M&Aによる成長戦略のリアルケース」
佐々木 隆仁(ささき たかまさ)AOSグループ代表
1964年5月東京生まれ。都立井草高校出身。1989年早稲田大学理工学部卒業。1989年に富士通に入社後、OSの開発に従事。1995年社内ベンチャー公募制度を用いて当社創業。2012年AOSリーガルテック株式会社を設立、代表取締役に就任。2015年に第10回ニッポン新事業創出大賞で経済産業大臣賞を受賞。著書に「デジタルデータは消えない」、「リーガルテック」、「APIエコノミー」がある。
荒井 邦彦(あらい くにひこ)氏
株式会社ストライク 代表取締役
1970年11月千葉県生まれ。市川学園高校出身。1993年4月太田昭和監査法人(現・EY新日本有限責任監査法人)入社。1994年3月一橋大学商学部卒業。1997年7月株式会社ストライクを設立、代表取締役となり、事業活動を開始。以来、多数のM&Aにかかわる。近時はベンチャー企業のM&Aにも力を入れている。2016年6月東証マザーズに上場、2017年6月には東証一部に市場変更。
18:50-19:00 プロダクト紹介
「機密情報共有クラウドサービス『AOSデータルーム』」
戸叶徹(とかの とおる)AOSリーガルテック株式会社 VDRカンパニー・テクニカルディレクター
第二部19:10-20:30プレミアムワイン会参加費:3,000円
ワインのンスペシャリストである渡辺順子さんのコーディネートにより、プレミアムワイン会を開催いたします。
【渡辺順子氏・プロフィール】
フランスでワインを学び、NYの「クリスティーズ」のワイン部門でアジア人初のワインスペシャリストとして活躍。「教養としてのワイン」(ダイヤモンド社)がワイン書籍部門で1位を獲得。
※多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。本セミナーのお申し込みは締め切らせていただきました。
2019年 リーガルテックワイン会~第1回 メソポタミアからローマ~
/カテゴリ: ワインワインdeめぐる世界の旅
2019年より継続的なテーマでワイン会を進めていく運びとなりました。1年をかけて皆様をワインをめぐる世界の旅にお連れしたいと思います。2019年リーガルテックワイン会 〜 ワイン de めぐる世界の旅 第1回 〜 Step1 メソポタミア〜ローマ 第1回目は、ワイン発祥の地と呼ばれる国々イスラエル、ギリシャ、ジョージア(グルジア)から高い評価を受けている銘酒をお楽しみいただきました。
Content
1.ワイン発祥の歴史
2.イスラエル、ギリシャ、地中海の島々
3.グルジアワイン、イスラエルワイン
1、ワイン発祥の歴史
6000年以上も前から存在していたと言われるワイン。その発祥の地は今もなお定かではありませんがシュメール人が書き綴ったメソポタミア文明最古の文学作品「ギルガメッシュ叙事詩」にはワインが記されています。また今のグルジアあたりで最古のワインの壺が発見されました。
ワインを飲みながら人が集まっていた跡も発見され、紀元前4000年頃からワインを通じで人とのコミュニテーが確立されていたのです。
また地中海から生まれたワインはギリシャで大量生産が可能となりエジプトに渡たりました。エジプトでは人々は水代わりクレオパトラは美容のためにワインが浸透しました。ワインをめぐる壮大な歴史的ロマンが広がります。
2、イスラエル、ギリシャ、地中海の島々
「ワインdeめぐる世界の旅」がスタートしました。皆様をワインと共に世界の旅におつれする第一回目はワイン発祥の地と言われる地中海、ジョージア、イスラエルから出発しました。
とても珍しいサントリーニ島の白ワイン、世界遺産の醸造で作るジョージアのオレンジワイン、そして最後はボルドーの高級ワインを彷彿するイスラエルの赤ワインを味わいました。
ワインが作られた時代に遡り古代の人々への思いを寄せながら歴史を交えそれぞれのワインを堪能しました。ワイン発祥の地と言われる今回の3つの産地のワインはどれも個性がありテロワールを表現した味わいです。ワインが作られるべく神に選ばれた土地だったのだと実感しました。
「ガバラス・サントリーニ」(白ワイン)
紀元前2000年にまで遡るエーゲ海に浮かぶサントリーニ島のワイン
サントリーニ島最古のワイナリーと言われる「ガバラス・サントリーニ」
サントリーニ島の高貴な固有品種、アシリティコ種100%で作られるミネラルたっぷりの白ワインは数々の賞を受賞しました。控えめで淡い味わいですが、しっかりした個性を持ち、バランスの良い味わいです。
太陽の恵みをたっぷり浴びジューシーでストレスなく育ったぶどうの味わいを感じます。ギリシャで醸造法が確立されその後エジプト、ローマ、フランスへ広がったと言われています。
3、グルジアワイン、イスラエルワイン
2013年ジョージア(グルジア)で古代から伝わる土壺での醸造「クヴェヴリ製法」がユネスコの無形文化財に登録されました。地中に埋めたクヴェヴリという特殊な卵型の土器の甕(かめ)で発酵から貯蔵までを行う伝統的なワイン製法は、白ワインでありながら、ブドウの果皮や果梗(実を支える柄)、種も一緒に甕に入れて醸造する赤ワインの製法で作られることによりポリフェノールの一種であるタンニン成分が多いことが特徴です。
「シュラウリ ヒフヴィ」(オレンジワイン)
ジョージアの「オレンジワイン」は昔ながらの醸造法を今も守り土に埋めた土壺に白ぶどうの皮も種も一緒に入れ発酵させます。皮と種から抽出されるエキスとぶどうの果実味が織りなすハーモニーは個性豊かなウィスキーのような発酵香とこくのある味わいです。香りはしっかりしていますが、後味はスッキリしています。楊貴妃やクレオパトラも愛飲したと言われる伝統的な味わいです。
※ オレンジワインとは白ぶどうを赤ワインの醸造法(果皮や種を一緒に漬け込んで醸造し醸す方法)を用いて醸造することで、白ワインでもロゼワインでもない、濃い色調やタンニン成分(渋みや強い口当たり)、独自の風味を持つワインのスタイルです。
「ヤルデン、カベルネ・ソーヴィニオン」(赤ワイン)
イスラエルを代表するハイクラスのワイナリーです。
最先端の科学技術と伝統的な醸造法を組み合わせ高品質でエレガントなワイン生み出しました。
年間を通じてぶどう畑は畑内に張り巡らされたデータを集め徹底した管理システムの元ワインが作られています。発酵も全てコンピューター制御で温度管理されており最高級ワインの醸造を可能にしました。イスラエル航空のファースト&ビジネスクラスで長年採用されており世界的に大人気のワインです。
2019年リーガルテックワイン会 〜 ワイン de めぐる世界の旅 第1回 〜 Step1 メソポタミア〜ローマ いかがでしたでしょうか?
まだ文明が確立されていない何千年も昔から古代の人々はワインを囲み、語り、ともに喜びの時間を過ごしていました。人類の文明の発達に少なからずワインが貢献したのは確かであり誇らしくも感じます。
当時と同じ醸造法で作られるワインを囲み、未来のテクノロジーや技術の進歩がもたらす人間の幸福について語る素晴らしいひとときとなりました。今後の我々の生活がより快適になるビジネスヒントも生まれ有意義な時間を過ごしました。
普段あまり口にすることがないギリシャ、イスラエル、ジョージアのワインですが、みなさま大変ご満足いただきました。
「オレンジワインはまるでウィスキーのような芳醇な香りがする」
「ボルドーより美味しいイスラエルのカベルネ・ソービニオンだ」
「サントリーニ島のワインを飲むと新鮮が魚介類が食べたくなりますね」
などなど嬉しいご感想もいただきました。
次回のテーマは
紀元前、ローマ帝国にもたらされたワインはローマ軍の遠征によりフランスへと広げられました。兵士の水代わり栄養補給のためシーザーは遠征先の人々にワイン造りを教えて行ったたと言われています。ローマ軍が最初に足を踏み入れたフランスのローヌ地方、南仏地方を訪れます。
ローマの代表的ワインの産地となった
「シャトーヌフ・ドュ・パプ」(法皇の新しい城)という意味のこの産地は後にローマ法皇の住居となりワイン作りが発達しました。パワフルな味わいが特徴のシャトーヌフ・ドュ・パプの赤ワインをお楽しみください。
プロバンス地方へ遠征した兵士たちは南仏で飲むワインをとても喜んだと記録に残っています。
太陽の恵みを燦々と浴びたジューシーなロゼワインとロゼスパークリングワインをお楽しみください。
渡辺 順子
世界最大のオークションハウス「クリスティーズ」でアジア人初のワインスペシャリストとして活躍、プレミアムワイン株式会社CEOザッキーズ日本代表。
著書:
『世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン』(ダイヤモンド社)
『日本のロマネ・コンティはなぜまずいのか』 (幻冬舎ルネッサンス新書)
エヌ・ジェイ出版販売の発行する月刊 『企業実務』に弊社代表 佐々木隆仁のインタビューが掲載されました。
/カテゴリ: 未分類2019年1月24日
AOSリーガルテック株式会社
東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町4F
TEL: 03-5733-5790
エヌ・ジェイ出版販売株式会社(日本実業出版社)の発行する月刊企業実務 2月号『AOSリーガルテック株式会社社長・佐々木隆仁(ささき たかまさ)氏に訊く 「リーガルテック」がもたらす法務実務の変革とは』に、弊社代表のインタビューが掲載されました。
国際的な法務実務のIT化の状況を踏まえ、国内においてもようやく「変革」が叫ばれるようになりました。そのような状況を鑑み、今回のインタビューは「世界に遅れを取る法務実務のIT化」が出発点となりました。佐々木が語る話題、実務における半自動化を達成した暁に起こる社会変化は、私たち関係者にとって近い将来対峙せざるを得ない論点になるとも考えられます。トレンドから前提条件へと駒を進める「人工知能」や「XML」、「ブロックチェーン」については、AOSの最新のソリューションである「スマート電子契約」の話題を通じて言及、「自動化」の可能性と限界についても率直な感想をお伝えしています。
昨年11月のリーガルテック展で発表された「dbengosi」という法令・判例検索エンジンを通じ、法令・判例のデータベース化や公開時に起こる諸問題にも言及しています。隣国である韓国の先進的な現場を視察した経験などを踏まえ、どれくらいの期間で我が国にこれらの技術が浸透するのか、また技術の普及による人的・制度面での懸念についてもコメントさせていただきました。*詳しくは下記へ。
月刊『企業実務』*2月号 16-19ページです。https://www.njh.co.jp/accountant/magazine/
/||AOSの関連サービス
法令・判例検索エンジン https://legalsearch.jp/portal/
JIIMAが発行する月刊 IM 12月号『【連載 電子鑑識-デジタルフォレンジック③】不祥事が起きたら何をすべきか』に、AOSのフォレンジックサービス部門より寄稿しました。
/カテゴリ: フォレンジック12月27日 JIIMA(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)が発行する月刊 IMの12月号『【連載 電子鑑識-デジタルフォレンジック③】不祥事が起きたら何をすべきか』に、AOSのフォレンジックサービス部門より寄稿させていただきました。
【概要】
不祥事が発生した企業において、社内担当者が限られたリソースやコストに留意しつつ、現実的にどのような対応をしていくべきかにフォーカス、解説していく。不祥事が発生した企業では出来る限り早急に調査(事実関係、原因、処分、再発防止策の策定と実施)を行い、ステークスホルダーへの信頼回復に務める。初動対応後の本格調査ではどこまで深く調査手続きを実施するかが極めて重要な検討課題となる・・・。*詳しくは下記をご参照ください。
「月刊 IM( https://www.jiima.or.jp/im/ )」*12月号 16-18ページです。
/||AOSの関連サービス
フォレンジック調査 ・証拠データ復旧のAOS
– コンピュータフォレンジックで企業を守る。 https://www.fss.jp/
リーガルテック展2018が銀座シックスで開催されました(最先端リーガルテック編)
/カテゴリ: セミナー(実績), リーガルテック展, 展示会リーガルテック展2018が11月27日に銀座シックスで開催されました。
リーガルテック展は、今年で6回目の開催となりましたが、今年のテーマは、「AI,ブロックチェーンとリーガルテック」をメインテーマに各分野の専門家、実務家の方々にご講演いただきました。今回は回遊式のイベントとなり、3つの会場が設けられました(本ブログはTHE GRAND GALLERYで行われた最先端リーガルテックに関する企業・団体によるミニセッションの内容をお伝えします)。
会場では12:30より、「KLDiscovery」次いで「株式会社エアー」の各20分間のランチョンセミナーを皮切りに、アルティメットな12セッションが進行していきます。
『eDiscovery技術を使用した電子保存データの実情と活用方法』
KLDiscovery マネージャー 吉田克也氏、マーケティングマネージャー 佐久間健人氏
*上記の映像は、撮影の関係でご講演開始より5分程度の内容が収録出来ませんでした。心よりお詫び申し上げます。
『インシデント未然防止のために』
株式会社エアー WISE事業部 事業部長 久保直樹氏
『ドライブレコーダーとデジタルフォレンジック』
一般社団法人ドライブレコーダー協議会 事務局 尼野良氏
『識別困難な状態からも証拠となる画像、動画データを抽出』
AOSリーガルテック株式会社 画像解析フォレンジック フォレンジック調査官 マネージャー 小瀬聡幸(こせ としゆき)
『VDR Market Trend in the U.S. 米国のVDR市場動向』
PropelDocs VicePresident Nir Grossman(ニーア・グロスマン)氏
『壁に耳、㊙(まるひ)データにVDR』
AOSリーガルテック株式会社 データルームVDRカンパニー 担当営業 田村文人(たむら ふみと)
『リーガルテックとAIクラウドバックアップ』
AOSデータ株式会社 代表取締役社長 春山洋
『非IT部門のためのフォレンジックツール』
AOSリーガルテック株式会社 Data Forensicsフォレンジック調査官 マネージャー 小瀬聡幸(こせ としゆき)
多数のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
リーガルテック展2018が銀座シックスで開催されました(AI・ブロックチェーンソリューション編)
/カテゴリ: セミナー(実績), リーガルテック展, 展示会リーガルテック展2018が11月27日に銀座シックスで開催されました。
リーガルテック展は、今年で6回目の開催となりましたが、今年のテーマは、「AI,ブロックチェーンとリーガルテック」をメインテーマに各分野の専門家、実務家の方々にご講演いただきました。今回は回遊式のイベントとなり、3つの会場が設けられました(本ブログはTHE GRAND47で行われたAI・ブロックチェーン技術を使った企業・団体によるミニセッションの内容をお伝えします)。 会場では12:30より、「APIbank」の20分間のランチョンセミナーを皮切りに、アルティメットな12セッションが進行していきます。
『250兆円の市場に参入しよう!』
APIbank エディター/ディレクター 丸山耕二氏
『AIビジネス促進に向けた企業の法的課題 ~AIビジネスを後押しするための法的な配慮事項を中心に~』
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士 早川真崇氏
『インサイダー取引とAI』
金融庁 証券取引等監視委員会事務局 証券調査官 味香直希氏
『発明と人工知能』
特許業務法人白坂 所長弁理士 白坂一氏
『AI契約書レビュー「AI-CON」の今後 ~法務業務のAI活用~』
GVA法律事務所 代表弁護士 山本俊氏
『契約法務におけるAI(自然言語処理)の利活用と課題 ~LegalForceが目指す企業法務の未来と展望~』
株式会社LegalForce 代表取締役CEO 角田望氏
『AI時代の弁護士・法務部員の役割・働き方 ~ルールメイキング思考の重要性~』
法律事務所ZeLo 弁護士 南 知果氏
『ブロックチェーンの不動産登記への応用に関する検討』
株式会社bitFlyer システム開発部 CISO 竹井悠人氏
『ARTDEXブロックチェーンを搭載した世界最大のプライベートアートデータベースと独自のアート業界AIとグローバルマーケットプレイスの構築』
ARTDEX創設者、CEO JENNY PARKADAM氏
『オフチェーンとオンチェーンの世界をつなぐ』
SwissBorgコミュニケーションヘッドAlexFazel氏
『法学部生が考えるブロックチェーンの活用方法』
IOST 愛知学院大学 法学部 浅井郁哉氏
多数のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
リーガルテック展2018が銀座シックスで開催されました
/カテゴリ: セミナー(実績), リーガルテック展, 展示会リーガルテック展が2018年11月27日に銀座シックスで開催されました。
リーガルテック展は、今年で6回目の開催となりましたが、今年のテーマは、「AI,ブロックチェーンとリーガルテック」をメインテーマに各分野の専門家、実務家の方々にご講演いただきました。
今回の会場は,GINZA SIXの13階にあるTHE GRAND GINZAを1フロア貸し切って、4つのエリアに分けて開催しましたが、メインのカンファレンス会場は、こんな感じです。
サテライト会場様子はこちらです。
ラウンジの様子はこちらです。
AI,ブロックチェーンのブースの様子はこちらです。
リーガルテックブースの会場は、こちらです。
メインカンファレンスは、AOSリーガルデックの佐々木社長の挨拶から始まりました。
最初の講演は、「AIと法務の現在と未来」というテーマで株式会社メルカリの弁護士 齊藤 友紀先生にご講演いただきました。
続いて、「電子契約の法的有効性」というテーマで宮内・水町 IT法律事務所の弁護士 宮内 宏先生が講演されました。
そして、「ブロックチェーン基盤のスマート電子契約のご紹介」というテーマでAOSリーガルテック株式会社 代表取締役社長の佐々木 隆仁氏が講演しました。
スマート電子契約の詳細は、こちらをご参照ください。
午後のセッションは、「私たちは革命の最中にいる 将棋AIでプロ棋士に勝ったエンジニアの語る未来」というテーマでHEROZ株式会社リードエンジニアの山本 一成氏が講演されました。
続いて、「なぜブロックチェーンは 社会を変革するのか?」というテーマで一般社団法人ブロックチェーン推進協会 代表理事の平野 洋一郎氏が講演されました。
そして、「ブロックチェーンで変わる未来」というテーマで経済学者の野口 悠紀雄先生が講演されました。
続いて、野口先生とAOSリーガルテックの佐々木社長との対談が行われました。
最後は、「裁判のIT化とリーガルテック」というテーマでパネルディスカッションが開催されました。
まずは、内閣官房日本経済再生総合事務局の川村尚永参事官が「裁判のIT化」について」講演されました。
続いて、田辺総合法律事務所 パートナー弁護士の吉峯耕平先生が「弁護士から見た裁判のIT化」について講演されました。
そして、AOSリーガルテックの佐々木 隆仁社長が「次世代法律検索プラットフォーム「dBengosi.com」判例・法令検索のご紹介」というテーマで講演されました。
次世代法律検索プラットフォームについての詳細、こちらをご参照ください。
その後は、登壇された3人でパネルディスカッションとなりました。
リーガルテック展のフィナーレにプレミアムワイン会が開催されました。
今回もワインスペシャリストの渡辺順子さんにコーディネートいただきました。
今回のワイン会の目玉は、30年以上熟成させたドンペリのP3とAOSが創業した1995年のドンペリとなりました。
多数のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
司法のIT化 到来! AI時代の次世代法律検索エンジン「dBengosi.com」提供開始 〜 新しい法律検索エンジンで正確かつ高速な法令・判例検索が可能に 〜
/カテゴリ: 未分類2018年11月27日
AOSリーガルテック株式会社
eディスカバリーサービス、デジタルフォレンジックなど司法インフラを提供するAOSリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木 隆仁)は、AI時代の次世代法律検索エンジン「dBengosi.com(ディーベンゴシドットコム)」を提供開始いたします。
2017年に裁判のIT化が閣議決定されてから、司法のITインフラの整備が急務となり、法律検索を強化することが必要となっています。法律情報検索とは、法律データを蓄積し、データ解析ツールなどを提供して、人工知能を活用、必要なドキュメントと情報を抽出して、法律文書の作成を支援する情報検索サービスです。日本では、まだ検索できる法律情報は、全体の2〜3%程度と少ないですが、従来の従来の法令・判例検索は、必要なデータを探しにくい、関係ないデータが多数検出されてしまう、検索スピードが遅い、そもそも必要なデータがない等の問題がありました。
AOSが提供する「dBengosi.com」の法令・判例検索の特徴は、世界初となるキーワード重要度コントロール機能を搭載し、検索キーワードの重要度をコントロールして、より素早く、正確に必要な法令・判例データを検出することができます。AOSの新しい法律検索エンジンは、PDFなどの非定型データを変換することにより、RDBベースでは不十分な全文検索とキーワード部分検索を可能にし、AI活用にもっとも適した検索機能を実現しました。
■法令・判例検索エンジン「dBengosi.com」の特長
キーワードの重要度をコントロールして、より素早く正確に必要な法令・判例データを抽出可能です。新しい法律検索エンジンは、PDFなどの非定型データを変換することにより、RDBベースでは不十分な全文検索とキーワード部分検索を可能にし、AI活用にもっとも適した検索機能を実現しました。
■既存の法律検索との違い
<dBengosi.com検索システム>
VS. <既存の検索システム>
■サービス概要
*サービス名・サイト名を「https://legalsearch.jp/portal/」変更しました。
<検索キーワード重要度設定画面>
【AOSリーガルテック株式会社について】
1995年創業のデータ復旧の老舗 AOSテクノロジーズ株式会社の100%子会社として2012年に設立。以来、データ復旧サービス、デジタル・フォレンジックサービス、リーガルテックツール販売、データ消去サービス、eディスカバリーサービスなどを手掛け、2015年には犯罪捜査や企業の不正検証の技術で国民生活の向上に著しく貢献するとして第10回ニッポン新事業創出大賞で「経済産業大臣賞」を受賞。
JIIMAが発行する月刊 IM『【連載 電子鑑識-デジタルフォレンジック②】デジタルデータを証拠とするために』に、AOSのフォレンジックサービス部門より寄稿しました。
/カテゴリ: 未分類2018年10月30日
AOSリーガルテック株式会社
東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MT森ビル4F
TEL: 03-5733-5790
10月30日 JIIMA(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)が発行する月刊 IMの11月号『【連載 電子鑑識-デジタルフォレンジック②】デジタルデータを証拠とするために』に、AOSのフォレンジックサービス部門より寄稿させていただきました。
【概要】
第2回となる本稿ではデジタルデータが持つ特性にフォーカスしてフォレンジック調査の内容を解説していく。
不正や犯罪などのデジタルフォレンジック調査では、消去されたデータを探すことまで要求されるため、削除されたファイルを含めたハードディスク(メモリチップ等)のすべてのデータをコピーするところからはじまる・・・。*詳しくは以下をご参照ください。
「月刊 IM( https://www.jiima.or.jp/im/ )」*11月号 17-19ページです。
『【連載 電子鑑識-デジタルフォレンジック①】デジタルデータが真実を暴く』は、こちら >
/||AOSの関連サービス
フォレンジック調査 ・証拠データ復旧のAOS
– コンピュータフォレンジックで企業を守る。 https://www.fss.jp/
9月19日 AOS Data Forensics製品発表会&ツール体験会を開催しました。
/カテゴリ: コンピュータ・フォレンジック, セミナー(実績), フォレンジック9月19日 GINZA SIX(中央区銀座6丁目10-1 13F The Grand Ginza)にて、「AOS Data Forensics製品発表会&ツール体験会」を開催しました。
官公庁から企業まで幅広い組織で「フォレンジック」が必要とされる時代に
平日の夕方にも関わらず「The Grand Ginza(GINZA SIX 13F)」に多くのお客様にお越し頂きました
プログラム① 「開会のご挨拶並びにサイバー攻撃被害の実態について」
AOSリーガルテック株式会社 執行役員 林 靖二
AOSは1995年設立当初から、データ復旧、フォレンジックサービス・ツール販売を手掛けて来ました。フォレンジック技術が使われる範囲もスマホ、ドライブレコーダー、防犯カメラ、また企業内の不祥事などに広がりを見せ、インシデントも増加傾向にあります。
今朝の日経新聞に「サイバー攻撃被害額の換算例」との記事が発表されました。計算式は、NTT、日立、マイクロソフトなどが参加する業界団体から発表されています。現在の情報の補償額(一人当たり)は1000円です。4年前に某出版会社が個人情報を漏えいした際、個人への補償額は一人500円でした。(補償額は)個人の特定のし易さ、社会的責任度(=会社の知名度)、事後対応の適切さ、漏洩件数などから算出されます(事故発生時の直接費用、会社の信用度やブランドは考慮されていません)。本表の損失金額例は24億円です。
このような数値を見て他人事のように感じるのが現状かと思いますが、実はAOSにいただくご相談で一番割合が多いのが「一般企業の法務・情報システム関係者」です。案件の6割が「組織内部からの情報漏えい」の調査依頼です。決して他人事ではありません。本日、ご紹介させていただくフォレンジックツールを備えていただく事で、事故の発生時の「初動の決定」や「再発防止・抑止」効果が期待できるかと思います。
プログラム② 「デジタルフォレンジックの現状~課題・解決策およびAOSのフォレンジックツール製品について」
AOSリーガルテック株式会社 リーガル販売カンパニープレジデント 古川 宏冶
「フォレンジック」とは、犯罪捜査における分析、鑑識を意味する用語で、コンピュータの記憶媒体に保存されている文書ファイルやアクセス・ログなどから、犯罪捜査に資する法的証拠を探し出すことを指します。このような電子機器内に蓄積されるデジタルデータに法的な証拠能力を持たせる手続きを「デジタルフォレンジック」と言います。
従来は「保全」が優先され、その後に復元・解析、報告の流れとなるのが(調査の手続きとして)一般的でしたが、近年は対象端末の増加、ストレージの大容量化、画像データの復元・鮮明化のニーズが増加し、調査組織の担当者の負荷が増大する傾向にあります。その為、現場において調査を要する端末の判別や、ライブでの保全作業の必要性が生じています。
初期対応(初動)の充実と、パソコン以外のデジタル機器へのフォレンジック対応が喫緊の課題となります。「AOS Data Forensics」による高速・詳細モードの使い分けは、初動調査に「トリアージ(triage/選別・分類)」の概念を取り入れ、非IT部門の担当者にも概要把握を容易にします。捜査機関や保険会社、警備会社、不正調査サービスなどで高まる監視カメラなど(パソコン以外のデジタル機器)の動画解析需要には、対策として「AOS画像解析フォレンジック」の活用を提案したいと思います。
プログラム③ 「フォレンジックツールのデモ・機能解説」
AOSリーガルテック株式会社 リーガル販売カンパニーフォレンジック調査官・マネジャー 小瀬 聡幸
デモでは「AOS Data Forensics」および「AOS画像解析フォレンジック Enhancement」の2つの製品についてデモを行いました。
「AOS Data Forensics」はUSBメモリにプログラムが入っており、パソコンに差し、管理者権限で実行します。
フォレンジックの知識が無くてもクリック操作で調査ができる「高速モード」と、より広く詳細な調査を行うことができる「詳細モード」が用意されています。
「高速モード」は数分でパソコン内のデータの収集が可能です。
デモでは実機にてデータをUSBメモリにコピーして持ち出すシーンを模擬的に実演し、その後、「AOS Data Forensics」の「高速モード」を使用して解析結果からデータ持ち出しの痕跡を追っていくということを行いました。
「高速モード」の実行開始から数十秒でデータの解析が完了し、解析結果画面下部のボタンをクリックするだけで、OS情報/ファイル情報/インターネット履歴/最近アクセスしたドキュメント/USB接続履歴などを確認し、
データ持ち出しの痕跡を特定していきました。
「詳細モード」では、予め保全したイメージを使用してデモを実施しました。
「詳細モード」はフォレンジックの知識が必要なものの、簡単な操作で主要な情報を自動解析する「自動分析機能」やファイルを種別毎に自動分類する機能などをご紹介しました。
続いて「AOS画像解析フォレンジック Enhancement」のデモでは、自動車のナンバープレートを例に各補正機能をご説明しました。ピンボケ画像やブレた画像、角度がきつくて判別しにくい画像に対し補正を行い、人間の目では判別できないような劣化した画像でも、画像自体が持つデータ、数値を元に再計算することで、はっきりと判別できるレベルにまで鮮明化が可能であることをご説明しました。粗い画像であっても、複数枚集めることにより情報量を増やし、高解像な画像を生成する複数フレーム超解像機能についても実演を行いました。ナンバープレートは映っているが、数字がはっきり読み取れない場合などに対して、画像の条件が揃えばこのような補正・画質改善が可能です。
発表会終了直後の展示ブースの様子。展示ツールに非常に高いご関心をお持ちいただけました。
お客様をお待ちするワイン。程よく冷えて飲み頃です。会場の奥には、お料理のテーブルもセッティング完了。
会場を移し、ワインスペシャリストの渡辺 順子(わたなべ・じゅんこ)さんによるプレミアムワイン会が開催されました。今回のテーマは「非ワイン部門のためのワイン」。
ワイン会の会場にも「体験ブース」をご用意、操作等をご説明。現役の調査員がお客様のご質問に応対しました。
幅広い業種のお客様が集う会場。あちらこちらで交流が進みます。皆様、話題は尽きないご様子。
恒例のジャンケン大会。当選された方には、ワインと共に今回、渡辺 順子さんが上梓された書籍をプレゼント。その場でサインが貰えるとのサプライズイベントをご用意させていただきました。
おかげさまで、本発表会も無事に終えることが出来ました。ご多忙の中、ご来場いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。